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AZ日本法人・フレドリクソン社長 事業部制でMRの専門性強化 各領域で「勝利を勝ち取る」
アストラゼネカ(AZ)日本法人のデイヴィド・フレドリクソン社長は4月18日、東京支社内で記者会見し、4月1日から実施した「オンコロジー」「呼吸器」「循環器・代謝/消化器」の3事業部制で、MRを領域ごとに所属させて専門性の強化を図ると説明した。オンコロジーなどのスペシャリティ領域の製品や開発品の増加に伴い、薬剤だけでなく診断・検査も含め専門性の高い情報を求める医師のニーズに応えていく。それにより各領域で「勝利を勝ち取る」と表明した。

各事業部にはマーケティング、セールスの機能を置く。事業部制を敷いたのは、製品ポートフォリオの変化によるもの。営業体制は、新組織以前は多くがプライマリケア領域のMRだったが、製品ポートフォリオや開発品の変化と、顧客の情報ニーズが高度化していることを受け、高いレベルの専門知識をもって情報提供・収集活動する必要があると判断した。MR数は17年4月時点で1600人だが、各領域別の人数は開示していない。

フレドリクソン社長は「これからは非常に質の高い訓練をMRにしていく必要がある。投資をしていく」とした。さらに、「メディカルの組織もさらに発展させたい」と、MSLチームを強化する姿勢を示した。メディカル本部も3領域からなるが、各事業部からは独立した組織となっている。

国が進める地域医療提供体制の見直しについては、「地域の医療体制をこれからも注視していく。地域の医療のニーズに合わせるようにと考えている」と述べたが、「発表できるような具体的な計画はない」とした。

デジタルチャネルの今後の取り組みについては「時間もエネルギーも割いてきた。遠隔な地域の医師にリーチできるということだけではなく、医学教育、製品情報をデジタルで提供したい。我々はこのようなプラットフォームではリーダーになっていると思っている」と述べた。

谷口研究開発本部長17〜18年にがん免疫治療薬の複数フェーズ3データ公開「今年は重要な年」

谷口忠明研究開発本部長も会見に出席し、同社の将来の成長ドライバーと見込まれている開発中のがん免疫療法薬・抗PD-L1抗体durvalumabと抗CTLA4抗体tremelimumabの開発状況を説明し、2017年〜18年にかけて複数のフェーズ3データを公開できる見通しを明らかにした。「今年は非常に忙しい、重要な年」と述べた。

試験名と公開予定時期は以下のとおり。
17年上期:「ARCTIC」(非小細胞肺がん、3次治療、PD-L1陰性、durvalumab+tremelimumab)17年年央:「MYSTIC」(非小細胞肺がん、初回治療(PFS)、durvalumab+tremelimumab)17年下期:「KESTREL」(頭頸部がん、初回治療、durvalumab+tremelimumab)「PACIFIC」(非小細胞肺がんステージIII切除不能、durvalumab)18年:「NEPTUNE」(非小細胞肺がん、初回治療(最終OS)、durvalumab+tremelimumab)「MYSTIC」(非小細胞肺がん、初回治療(最終OS)、durvalumab+tremelimumab)「EAGLE」(頭頸部がん、2次治療、durvalumab+tremelimumab)「DANUBE」(尿路上皮がん、初回治療、durvalumab+tremelimumab)

【訂正】
下線部を訂正しました。(4月20日14時10分)



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