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エーザイ、小野薬品 レンビマとオプジーボの肝細胞がん併用療法で開発提携契約
エーザイと小野薬品は9月8日、エーザイのマルチキナーゼ阻害薬レンビマ(一般名:レンバチニブメシル酸塩)と小野の抗PD-1抗体オプジーボ(ニボルマブ)について、肝細胞がんに対する併用療法に関する開発提携契約を締結したと発表した。この契約により、日本で両剤の併用療法の安全性、忍容性、有効性を検討するフェーズ1b試験を「速やかに実施する予定」としている。経済条件は非開示。

エーザイはレンビマについて、日本で肝細胞がんに係る効能追加を17年6月に申請している。小野はオプジーボについて、日本で肝細胞がんを対象としたフェーズ3試験を実施している。レンビマ、オプジーボともに日本発の薬剤。

エーザイの大和隆志・オンコロジービジネスグループチーフメディスンクリエーションオフィサーは、非臨床研究でレンビマと抗PD-1抗体併用投与時の相乗的な抗腫瘍活性が確認されていることに関して、「レンビマによる免疫抑制性の腫瘍関連マクロファージの減少およびがん細胞を攻撃する細胞傷害性Tリンパ細胞の数の増加による免疫賦活化の作用が関与していると考えられている」と解説。その上で、「レンビマとニボルマブの相乗効果を生み出す可能性のある併用療法の開発により、アンメット・メディカル・ニーズが高い肝細胞がん患者さんとその家族のニーズの充足とベネフィット向上により一層の貢献ができることを期待している」とコメントしている。

小野の粟田浩・副社長執行役員開発本部長は、「併用療法は単剤療法と比較して優れた治療効果を示す可能性があり、このたびのレンバチニブとの併用療法において、その可能性を追求できることを大変うれしく思う」とし、「オプジーボとレンバチニブの併用療法は、肝細胞がん患者さんの新たな治療選択肢につながるものと期待している」とコメントしている。



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